十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年5月号

特集/はさんでおいしいLet'sサンド!

おうちごはん塾(119)「金時豆のスープカレー」

大地の恵みたっぷり!
<材料>(2、3人分)

◆ゴボウ…100g
◆タマネギ…150g
◆水煮金時豆…200g
◆トマト…350g
◆とかちマッシュ…200g
◆ピーマン…100g
◆小松菜などの青菜…100g
◆ニンジン…50g
◆カレーペースト…50g
◆米あめ…大さじ2
◆クミンシード…小さじ2
◆コリアンダーパウダー 小さじ2
◆植物油…大さじ3
◆自然海塩…小さじ2
◆水…1ℓ
◆ココナツミルク…100g
◆ニンニク…ひとかけ

<作り方>
(1)ゴボウはよく洗い、皮をむかずにささがきにする(水にさらさない)。タマネギとニンジンは薄切り、トマトと小松菜はざく切り、とかちマッシュは2~4等分に切る。ピーマンはタネを取って縦に4~6等分にする。
(2) 鍋に植物油を引き、ニンニクをすりおろして加えてから、弱火にかける。香りが立ってきたらゴボウを入れ、ゴボウが甘い香りに変わるまでよく炒める。
(3)(2)にタマネギを加えてさっと炒め、カレーペーストとクミンシード、コリアンダーパウダーを入れて炒める。
(4)(3)にトマトを加え、塩を振ってさらに炒める。
(5)(4)に水を加え、とかちマッシュを入れる。沸騰したら5~10分程度煮込み、水煮の金時豆と米あめ、ココナツミルクを加える。
(6)フライパンに油を熱し、ピーマン、小松菜、ニンジンを炒め、塩少々(分量外)を振る。
(7)(5)の鍋に(6)の炒めた野菜を加えて皿に盛り付ける。炊いたご飯(分量外)と一緒にいただく。

<ポイント>
ゴボウは皮をむかず、水にさらさないで炒めることでアクがうま味に変わります。マッシュルームもだしが出ます。

<もう一品!>
[金時豆のきんつば]
<材料>(2、3人分)

◆金時豆(水煮)…100g
◆レーズン…20g
◆クルミ…10g
◆米あめ…大さじ1
◆自然海塩…ひとつまみ
◆A 小麦粉…50g
   自然海塩…ひとつまみ
   水…100cc
◆菜種油…適量

<作り方>
(1)水煮の金時豆をフォークなどで粗くつぶす。
(2)レーズンは細かく刻む。クルミはさっと煎ってから細かく刻む。
(3) (1)に(2)を加え、塩を振ってよく混ぜてから、米あめを加えてさらによく混ぜる。
(4)ボウルにAを混ぜ合わせ、溶き粉を作る。
(5)(3)を2~3等分して四角に成形し、(4)の溶き粉を絡めて、油を引いて熱したフライパンで6面を順に焼く。
(6)再び溶き粉を絡めてフライパンで焼きつける。

<今回の先生>
渡辺文子さん

2児の母。自宅で雑穀料理サークル「縁が和」を開き、食の発信を柱にしたサロン「縁が和」を主宰している。


おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2018年10月号より。
※写真/スタジオイッセイ・高橋一生。写真の無断転用は禁じます。