2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

おうちごはん塾(182)「ゴボウのチリコンカンとナガイモのステーキ」

メキシコの郷土料理をアレンジ
ゴボウのチリコンカン
<材料>(3~4人分)

◆ゴボウ…………………130g
◆ニンジン…………………50g
◆タマネギ……………………1個
◆高野豆腐……………………2枚
◆ニンニク…………………1かけ
◆オリーブ油……………大さじ1
◆チリパウダー……………お好み
◆クミンパウダー…小さじ1/2
◆トマトピューレ………380g
◆酒………………………大さじ1
◆自然海塩……小さじ1と1/3
◆甘酒(あれば)…大さじ1~2

<作り方>
(1)ゴボウ、ニンジン、タマネギは、それぞれ1cm弱の角切りに。高野豆腐は水で戻し、1cm弱の角切り、ニンニクはみじん切りにする。(ゴボウは水にさらさない)
(2)鍋にニンニクとオリーブ油を入れ、弱火にかける。
(3)ニンニクの香りが立ってきたら、(1)のゴボウを加えてよく炒める。ゴボウのいい香りがしてきたら、タマネギとニンジンを加え、ひと混ぜする。チリパウダーとクミンパウダーを振り入れる。
(4)(3)にトマトピューレを加えてから、酒、塩、甘酒を入れ、15分ほど弱火で煮込む。



ナガイモのステーキ
<材料>(3~4人分)

◆ナガイモ………………200g
◆ブナシメジ……………100g
◆ニンニク…………………1かけ
◆オリーブ油……………大さじ2
◆自然海塩…………小さじ1/2

<作り方>
(1)ナガイモは皮つきのまま8mm程度の輪切り、ニンニクは芽を取り除き薄切りにする。シメジは小房に分ける。
(2)フライパンにニンニクとオリーブ油を入れ、弱火で熱する。香りが立ってきたら、強火で(1)のナガイモとシメジを炒め、塩を振る。

<ワンポイント>


ナガイモには、食物繊維やカリウムが多く含まれています。腸内環境を整え、便秘やむくみを解消する働きも。生でも食べられるので、焼き加減はお好みで、異なる食感を楽しんでください。

<今回の先生> 
渡辺文子さん
2児の母。食の発信を柱にしたサロン「縁が和」を主宰している。サロンにて雑穀料理サークルも開催。


「トマトの酸味が強い場合は、甘酒を加えることで、甘味とうま味がアップします」

おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年2月号より。
※写真/スタジオイッセイ・高橋一生。写真の無断転用は禁じます。