十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年5月号

特集/はさんでおいしいLet'sサンド!

もしもの備え(3)「100円ショップでそろえる防災グッズ」

 いつかは防災の備えをしようと思いながら、予算の面から二の足を踏んでしまう人も多いのでは? 実は100円ショップでも、多彩な防災グッズが手に入ります。正統派から意外な用途で使えるものまで、村田さんに教えてもらいました。

◆トラベル・サウナ用 使い捨てショーツ&ブリーフ

旅行コーナーにあるグッズが、災害時にも活躍。避難生活で着替えの準備がなく、洗濯もできない時に重宝します。性別やサイズによって、バリエーションがあるのが便利


◆非常用呼子笛

建物や土砂に閉じ込められた時、居場所を知らせるために用意しておきたいホイッスル。 笛の一部に名前や連絡先を記した紙を収納できるので、身に付けておくといいでしょう


◆ハンディラップ

引っ越し時の荷物や古新聞をまとめる梱包(こんぽう)用ラップが、実は優れもの。簡易的な三角巾として応急手当てに使ったり、皿に巻き付けることで食器を洗う手間を省いたりと、大活躍します

新聞紙を添え木にしてラップで固定。さらにラップを首と手の間で2回ほど往復させれば、簡単に固定できます


◆電池チェンジャー

単1・2の乾電池は、今も品薄の状態が続いています。でもこの品があれば、単3電 池を単1・2として使用できるので心配無用。複数購入しておくと何かと使えます


◆手動発電ライト

突起を押すことで電気が発生し、ライトが光る仕組み。ポケットサイズなので、子どもの手にもフィットします。家族分の個数を用意しておくと、暗闇で移動する際もスムーズ


◆キッチンはさみ

このはさみは、2つの部品に分かれるのがポイント。はさみとして使えるのはもちろん、分解すれば包丁やペティナイフ替わりになるので、非常時の調理も楽ちんです

中央から外れる構造。2つに分ければ、家族で作業を分担できます


※商品名や在庫状態などは、各100円ショップで異なります

※フリーマガジン「Chai」2018年12月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。