十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年10月号

特集/そばのおいしい季節です

畜大×トテッポ工房 コラボスイーツ 「シラカバのようなミルクレープ」完成までの道のり

私たちの自信作、食べに来てください!


「あぐりとかち」と「トテッポ工房」でコラボ♪
 帯広畜産大学と十勝毎日新聞社は2016年に包括連携協定を結び、人材育成などで相互に協力しています。今回は畜大の農業系サークル「あぐりとかち」と勝毎グループで菓子製造・販売の十勝トテッポ工房が一緒に考えたスイーツを紹介します。

 コンセプトは、十勝の農業・自然・風景。学生のアイデアとレシピをもとに、トテッポ工房の今稔郁シェフが試作を重ねて完成させました。ベースのクレープ生地に十勝の代表的な農作物「小豆」のクリームを挟み、抹茶パウダーで豊かな自然を表現。かわいらしいリスのクッキーで“インスタ映え” もおまかせあれ!

<シラカバのようなミルクレープ>

あぐりとかちのメンバーが考えたイメージ

あぐりとかち代表 齊藤実優さん(2年)「ひかえめな甘さで小豆の風味が良く感じられます」

北明紗美さん(3年)「クレープの層で十勝のシラカバを表現しています☆」

堀井彩花さん(2年)「アイデアが実際の商品になって感動」

小川みずきさん(1年)「小豆とクリームチーズの程よい粒感にこだわりました!」

今シェフ「クリームに小豆とチーズを組み合わせる発想はパティシエレベルの感覚です」


【2月の試食会でシェフと意見交換】


 2月初旬、開発途中のスイーツがお披露目されました。学生たちは「自分たちのイメージ以上の仕上がり!」と大はしゃぎ。「小豆の粒感を生かして十勝のシラカバを表現したい」とシェフに提案し、取り入れることに。


 シラカバの木にリスがいる、十勝ではなじみある風景を形にしました。十勝が誇る作物と美しい自然を感じてもらえるとうれしいです。食べてくださった皆さまが癒やされ、ほっこりした優しい気持ちになれますように♪


 「十勝だからできること、十勝でしかできないこと」 をモットーに活動する農業系サークル。生産者と消費者をつなげて十勝の食と農業の魅力を発信しています。
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※フリーマガジン「Chai」2024年4月号より。
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