2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

安心・とかちの暮らし(179)「ライブ配信サービスで投げ銭!高額課金に気を付けて」

 ライブ配信サービスの配信者を応援するため、オンライン上で課金する「投げ銭」。子どもが保護者に無断で課金したという相談が寄せられています。注意点を帯広消費者協会の協力でまとめました。(Chai編集室)

【事例】
 クレジットカードの利用明細に、30万円以上もの身に覚えのない請求があった。調べてみると、小学生の息子が親のタブレット端末で動画投稿アプリのライブ配信を観て、投げ銭を繰り返していたことが分かった。クレジットカード情報を登録しており、息子も操作方法を見ていたようで、使えてしまった。

【回答】
 スマートフォンやタブレット端末などのクレジットカードの登録状況やキャリア決済の設定状況を確認し、暗証番号の管理を徹底しましょう。保護者のアカウントを子どもに利用させない、ペアレンタルコントロールを利用し、子どもの利用を制限するなどが有効です。

 子どもが保護者の許可なく課金しないように、子どもが利用しているサービスや決済の仕組みを理解し、使い方のルールについて、日ごろから家族で話し合いましょう。

 困ったときは、居住地の消費者相談窓口へご相談ください。

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年1月号より。