2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

年長女性が妊婦ケア マラウイ共和国 ベロさん~JICAと学ぶ!世界の子育て(11)

マラウイ共和国 マココ コンドワニ ベロさん
 昨秋から帯広畜産大学で農業経済について学んでいます。マラウイにいる私の2人の娘はキリスト教に基づいた考えで育てていますが、ほかにもイスラム教や祖先の霊を信仰する人もいます。部族による伝統的な子育て法もあります。

 マラウイでは大家族での共同生活が一般的で、「子どもを育てるには村が必要」ということわざがあるほど。地域の人々が子どもの世話をしてくれるのは、当たり前のことです。

 例えばヤオ部族は、女性が妊娠すると年上の女性たちが相談役となり、妊娠中の生活についてアドバイスをしてくれます。さらに親戚たちも出産の準備を手伝います。

キリスト教の洗礼式の様子(提供)


 別のことわざでは「子どもを育てる人は賢い」というのもあります。子どもは宝であり、一族や先祖の遺産を継ぐ後継者とみなされます。日本の育児は親の負担が大きいと聞きますが、周囲に助けを求めることを恐れずに。きっと求める支援を受けられるはずです。



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 JICA研修員や留学生が母国の子育ての慣習や文化などを紹介する。

<JICA北海道(帯広)>
 独立行政法人国際協力機構(JICA)の道東地域の拠点。地域と連携して「開発途上国の課題解決」と「道東地域の国際化・活性化」への貢献を目指している。